令和6年10月から、地域包括医療病棟の運用を開始いたしました。
4階病棟を地域包括医療病棟（51床）、3階病棟の一部を地域包括ケア病棟（12床）として稼働しています。

救急搬送等で緊急入院となった後、急性期の治療を終えてもすぐにご自宅や介護施設へ退院するには不安のある患者さんを対象として、安心して退院ができるように主治医・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカー、退院調整看護師等の専門スタッフが早期在宅復帰等を目指し、退院の支援をいたします。

・治療により病状は改善･安定したが、医師の判断により経過観察が必要な方

・自宅退院や施設入所に向けて、栄養管理、リハビリの継続が必要な方

・施設入所の申請で待機中の方

・レスパイト入院を希望される方

※レスパイト入院とは：在宅医療や介護を受けている患者さんのご家族（介護者）の休養を目的とした短期入院のことです。

保険制度上、地域包括医療病棟、地域包括ケア病床の入院可能期間は、それぞれ90日まで、60日までと定められております。
目標の状態に回復した場合は、それよりも短い日数での退院になります。
患者さんの状態に合わせて早期の在宅復帰等を目指します。